医院名:しもやま歯科クリニック 住所:〒359-1111 埼玉県所沢市緑町4-5-16 電話番号:04-2929-8181

口腔外科

お口や顎に表れた症状でお困りの方へ

お口や顎に表れた症状でお困りの方へ口腔外科では、虫歯や歯周病とは異なる疾患に対して外科的方法で治療を行っています。
しもやま歯科クリニックでは主に親知らず(埋伏歯)の治療、顎関節、歯の移植、顎顔面やお口の中の手術、口内炎の治療など、様々な治療を行っております。
お口や顎について、気になる症状や不安なこと、お困りの点などございましたら、まずはお気軽に当院までご相談ください。
現在の状況や症状についてお伺いした後で詳しく検査を行い、最善の治療方法をご提案いたします。

口腔外科で治療を行う主な症状

親知らず(埋伏歯)

親知らずが斜めになっていたり、正しく生えていないため痛む。周囲の歯茎が腫れてしまって痛む。

顎関節

大きく口を開けることが出来ない。顎を動かした時に関節がカクカク鳴ったり、痛みを感じる。

口内炎(口腔粘膜疾患)

口の中に触ると痛みが走る小さな潰瘍がある、粘膜がただれて赤くなっている。

良性腫瘍

歯茎や口の中の粘膜、顎の骨にできもの(腫瘍)がある。

外傷や移植

歯をぶつけてしまいグラグラしている、または抜けてしまった。転倒や事故で口の中を切ってしまった。

舌痛症

炎症や潰瘍などは見られないにもかかわらず舌や歯茎がピリピリしたり、焼けるような痛みを感じたり、しびれる。

この他にも、様々なお口の疾患に対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

親知らず

親知らず思春期あたりから生えてくる一番奥の歯
一般的に親知らずと呼ばれている歯は正確には「第3大臼歯(だいきゅうし)」や「智歯(ちし)」といいます。
昔は平均寿命が40歳前後でしたが、この歯が生えて来るのは20歳前後のため、親が亡くなってしまって知ることが出来ない歯として「親知らず」と呼ばれるようになったのがこのような名前の由来とされています。
親知らずという歯は個人差が大きいことでも知られ、上下左右4本と全ての親知らずが生えてくる人もいれば、1本も親知らずが生えてこない人もいます。
親知らずに何のトラブルも起こらないという人もいますが、逆に毎日しっかり歯磨きをしているというのに痛んだり、腫れたりという問題が出てしまう人も少なくありません。

親知らずのトラブル

横に生えた親知らずがもたらす悪影響

  • 歯茎が腫れる
  • 隙間に汚れが溜まってしまい虫歯になる
  • 周囲の歯並びが悪くなってしまう。

◆虫歯
一番奥に生えてくる親知らずは歯磨きの時に磨きにくく、汚れが残りやすいため虫歯のリスクが高まります。また、生え方が悪いと手前の歯との間に食べ物が詰まってしまいやすく、手前の歯まで虫歯を作ってしまう可能性があります。

◆智歯周囲炎
半分が歯茎に埋まったまま完全に生えない状態が長く続けば周囲の歯茎を刺激し続けることになってしまうため、歯茎が痛んだり腫れたりすることがあります。

◆歯並びに悪影響
斜めや横向きに生えた親知らずは、後ろから前方の歯を押すことになってしまうため、前歯の歯並びを乱してしまう原因となります。

治療法

強い炎症が起こっている時には抗生物質や消炎鎮痛剤を使って炎症を抑制します。真っ直ぐ正しく生えてこなかったために痛んだり腫れたりしているという親知らずの場合、抜歯するのが一番確実な治療法です。なぜなら、親知らずは一度抜歯してしまえばその先ずっとトラブルに悩まされることがなくなるからです。
少しでも抜歯を先送りしたい場合には一般的に、予防的ブラッシングや歯と歯茎の隙間部分の洗浄、親知らず周囲の歯茎の修正などの対処法を行います。

顎関節症

顎関節症になる原因

顎関節症になる原因「噛み合せや歯並びが乱れている」「無意識に頬杖をつく癖がある」「歯ぎしりや食いしばりの癖がある」「ガムを1日中噛んでいる」などの噛み合せや癖、生活習慣、ストレス、姿勢など、無意識のうちに顎に必要以上の負担をかけてしまっていることがあります。
顎関節症は、このような原因がいくつも重なり合うことで発症しているとされています。

思い当たる症状はありませんか?

顎関節症の症状チェック

  • 口を大きく開けた時、指3本が縦に入らない
  • 口を開けたり閉じたりする時に音がする
  • 物を噛む時、耳の付け根やこめかみが痛む
  • 口を開けようとしたら突然開かなくなった
  • 食べ物を噛んだり、人と話している時に顎にだるさを感じる

このような症状がある方は、もしかしたら顎関節症かもしれません。

口内炎やお口の中のできもの

なかなか治らないできものは早めの受診を
お口の中に出来るできものと言えば、一般的には口内炎が知られています。
しかしながら、痛みのないできものや、なかなか治らずに大きくなるようなできものは良性腫瘍、もしくはがんの可能性もあります。おかしいな?と思ったら早めに受診するようにしましょう。

口内炎

お口の中に歯が当たったり、合わない入れ歯や被せ物や詰め物で傷が出来てしまったりなどの慢性的な刺激で出来るのが口内炎です。平たい形で、黄色や灰白色の膜で覆われています。口内炎はビタミン不足やウイルス感染が原因となって引き起こされることもあります。
口内炎の原因となっている歯や詰め物や被せ物の尖った部分を削ったり、入れ歯の調整や修理を行えば1週間から2週間ほどで治癒します。

口腔がん

口腔がんは肺がんや胃がんなどの内臓に発生するがんと異なり、そのほとんどが直接目で見ることが出来ます。しかしながら、口腔がんの多くはその見た目が口内炎やその他の潰瘍と似ているため、なかなか口腔がんだとは気付かないことも。
「口内炎が2週間以上治らない」などの場合は早めの受診をおすすめします。